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いんきんたむしも抗真菌薬で治療、主治医と相談する

脚の裏に塗り薬を塗る人

水虫といんきんたむしは違う皮ふの病気のようですが、真菌というカビの一種が原因という点で実は一緒です。
同じ白癬症であって、菌によってかゆくなる部位が、足であれば水虫、身体であればいんきんたむしと呼ばれているだけの違いです。

原因が真菌ですから、治療するのは抗真菌薬というもので行ないます。
カビである真菌には植物性細胞膜というのがありますが、抗真菌薬はその細胞膜の成長を止めたり、細胞膜を壊したりします。
それによって真菌を全滅させることが可能です。
逆に言えば抗真菌薬以外では真菌を根治できないですから、他のものでは水虫やいんきんたむしを完全に治すことができないわけです。
なお、作用は植物性細胞膜に対してのものですから、植物性ではない人間の細胞は壊されません。

問題は、それが本当に水虫やいんきんたむしか、ということです。
それらではない他の皮ふ炎だったとしますと、原因は真菌ではないですから、抗真菌薬をつけても症状は改善しないからです。
しかし、足の水虫の場合でも恥ずかしくて病院にはいかず、自分で水虫と決めて抗真菌薬を買ってきて付ける人は多いですから、いんきんたむしの場合はさらにそう言えます。
いんきんたむしと言えば男性だけの病気のようですが、最近は女性にも広がっているのです。

でもやはり初めの判断が重要ですから、病院を訪ねてきちんと主治医の診察を受けるべきです。
特に、いんきんたむしと思わず、副腎皮質ホルモンが入ったステロイド外用薬を買って塗っていたような場合も多いので、事前に付けていた薬を主治医に言うべきです。
なお、抗真菌薬の中には、飲んで服用していますと血中の濃度を上げるものがありますので注意が必要です。
もし治療のために飲み薬や注射をしているような場合は、他科の病院にかかる時があればその主治医に服用の事を告知する必要があります。